総会のご案内
第11回 内痔核治療法研究会総会 演題募集のご案内
第11回 内痔核治療法研究会総会
当番世話人 日高 久光
本研究会も早いもので第11回を迎えることになりました。この間ALTA療法に関する多くの臨床経験や研究が報告され、その多くのデータをもとに2014年には本研究会から医師用ALTA療法ガイドラインが発行されるに至りました。ガイドラインに沿った正しいALTA療法の適応や手技、術後管理の確立により、安全性と治療成績はさらに向上し、今や結紮切除術とともに痔核治療の主たる治療法となりました。
一方、ALTAが全国に普及した現在、いくつかの課題と展望が見えてきたのも現実であります。
ひとつは術後経過とともに出現する再発例に対する治療法であります。結紮切除術に比べ再発率は高く、5~15%と報告されています。再発痔核の病態や患者の愁訴もさまざまであり、患者一人ひとりに最適な術式をどのように選択し何に注意して行うか、その基本とコツを会員で共有することが必要と考えます。
もう一つの課題はALTA療法の適応を拡大し、根治性を高める目的でおこなう、いわゆる併用療法の術式であります。すでに多くの施設で施行されていますが、適応や手技は施設や術者でさまざまに行われているのが現状です。どのような併用療法がエビデンスをもって単独療法より優れているのかを検討し、併用療法の適応と術式を確立させ、近い将来ガイドラインに掲載できることを目標にしたいと考えます。
そこで第11回を下記のテーマで開催致したいと思いますので、皆様ふるってご応募をお願い申し上げます。
― 記 ―
テーマ『 ALTA療法の新たな展開に向けて 』
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ALTA再発時の術式選択、その治療法のコツと成績
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ALTA併用療法の適応と術式選択
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日時2017年7月9日(日)9:30~15:00(予定)
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会場ソラシティカンファレンスセンター
(東京 お茶の水) -
当番世話人日高 久光(日高大腸肛門クリニック)
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参加費3,000円
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共催内痔核治療法研究会、田辺三菱製薬株式会社
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事務局田辺三菱製薬株式会社 製品情報部ジオングループ内
TEL:06-6227-4820
mtpc.zione@cc.mt-pharma.co.jp