総会のご案内
第15回 内痔核治療法研究会総会 演題募集のご案内
第15回 内痔核治療法研究会総会
当番世話人 加藤 典博
新型コロナウイルス感染の影響で延期となっていた第14回内痔核治療法研究会総会が2021年9月5日にWEB形式で開催されました。
今回の第15回は2022年7月10日(日)に従来の対面形式で開催する予定でご案内しておりましたが、現在の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み常任世話人会の承認を得て「WEB形式」へ変更致しますので、ご了承のほどよろしくお願いします。
ALTAが発売されて17年が過ぎ、現在まで単独療法に加えて併用療法が行われてきております。ALTA単独・併用療法については、本研究会でもテーマとして数回取り上げられ、それぞれの長所・短所について検討されてきましたが、未だに「併用療法は本当に必要か?」「併用療法はどのような病変に行うべきか?」「現在、併用療法はどのように行われているのか?」などの疑問で思い悩むことがあると思います。今回はその疑問への答えを二つの主題に分けて探ることに致しました。
- 【主題】
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併用療法の必要性と適応
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併用療法の手術手技と工夫
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- 【検討内容】
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各施設で現在まで実施されてきたALTA療法の症例(病変)の成績を分析し、その結果に基づき主題Ⅰ、Ⅱについての答えを導き出していただきたい。
主題Ⅰでは、併用療法を再発率、合併症、術後疼痛などの面から単独療法と比較し、その必要性を再確認し、その上で併用療法の適応を形態的条件(内外痔核の大きさ、硬さ、連続性、脱出度、歯状線の状況、施設独自の分類など)から具体的に示していただきたい。
主題Ⅱでは、内痔核にALTAを注射し、外痔核になんらかの処置(切除、結紮、ACLなど)を追加する併用療法に絞り、「ALTA先行か・外切先行か」、「歯状線付近の支持組織の処理をどうするか」、「根治的、機能的な面から切除範囲をどうするか」などを中心に各施設のこだわりや工夫を述べ、その根拠を示していただきたい。
なお、各主題の議論を同じ条件下で進めるために、以下の2点についてのご配慮をお願いしたい。-
ALTA併用療法の術式の表記は「併用療法の名称記載に関する委員会(2019.12.15)」の検討結果に準ずる(別紙)。
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再発率に関しては、再発の定義・対象群の定義・統計方法を明記する。
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以上、前述の主題に沿った演題を公募し、それぞれでパネルディスカッションを行いますので、奮っての応募と総会への参加をお願い致します。
2022年4月
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日時2022年7月10日(日) 9:30~15:00(予定)
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会場WEB形式
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当番世話人加藤 典博(ふるだて加藤肛門外科クリニック)
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参加費4,000円
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共催内痔核治療法研究会、ジェイドルフ製薬株式会社
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事務局ジェイドルフ製薬株式会社
営業本部内
TEL:06-7507-2192
alta.zione@j-dolph.co.jp